「盲学生短歌集 秋桜」 優しさがこわい
兵庫 高見 真規子さんの短歌です。
優しさがときにこわいと思うのは何も言われずすまされるとき
とても気になる歌でした。
ほんとの優しさってなんだろう。って時々なやみます。
親切にしているつもりでも、その人の為になっているのだろうか?
なんでもやってあげる事が、やさしさだろうか?
本人の自主性を尊重しているだろうか?
よくない行動を、きちんと正すことを伝えているだろうか?
まっ。いいかぁ~と見逃していないだろうか?
優しくしている自分に酔っていないだろうか?
盲学生短歌集の絵手紙が117首までかけました。
いろんな人が毎日がんばって生きている。
そんなことを子供のうちに感じるって大切な気がする。
上手な字ではないけれど、
小学生でも読める活字でかく絵手紙。
伝えたい事がいっぱい。
毎日、コツコツ続けてると、願いが叶うかな。
「盲学生短歌集 秋桜」 寅さんの顔
by mu-2008 | 2009-01-31 10:12 | 盲学生短歌集 | Comments(4)
見えない分、敏感に相手の心を感じ取る力があるのでしょうね。
顔で笑っていても心が笑っていないときっとわかるんだね。
優しいって難しい。
でも、ボクのやってることを振り返ってみると、大抵おせっかいで、あとで悲しくなったりしています。
ず~っと以前(75年頃)、「俺たちの旅」という中村雅俊主演のテレビドラマがありましたが、ある回のラストシーンに「男はいつも悲しい。だからあんなにやさしいんだ」という言葉がでましたが、ボクはいまだにこれが忘れられません。男でも女でもいいんですが、やさしさって、悲しみと妙に関係があるような気がしています。(いま気づいたんですが、そういえば中村雅俊さんも宮城でしたね・・・)