「盲学生短歌集 秋桜」 優しさがこわい

兵庫 高見 真規子さんの短歌です。

優しさがときにこわいと思うのは何も言われずすまされるとき
「盲学生短歌集 秋桜」  優しさがこわい_b0124466_9503621.jpg

とても気になる歌でした。


ほんとの優しさってなんだろう。って時々なやみます。

親切にしているつもりでも、その人の為になっているのだろうか?

なんでもやってあげる事が、やさしさだろうか?

本人の自主性を尊重しているだろうか?

よくない行動を、きちんと正すことを伝えているだろうか?

まっ。いいかぁ~と見逃していないだろうか?

優しくしている自分に酔っていないだろうか?



盲学生短歌集の絵手紙が117首までかけました。

いろんな人が毎日がんばって生きている。
そんなことを子供のうちに感じるって大切な気がする。

上手な字ではないけれど、
小学生でも読める活字でかく絵手紙。

伝えたい事がいっぱい。
毎日、コツコツ続けてると、願いが叶うかな。
「盲学生短歌集 秋桜」 寅さんの顔

by mu-2008 | 2009-01-31 10:12 | 盲学生短歌集 | Comments(4)

Commented by suuko3077 at 2009-01-31 10:35
いつも、盲学生の短歌を教えてもらうとハッとさせられます。
見えない分、敏感に相手の心を感じ取る力があるのでしょうね。
顔で笑っていても心が笑っていないときっとわかるんだね。
優しいって難しい。
Commented by mu-2008 at 2009-01-31 12:10
suukoさん
私もです。
一つの機能が使えないと、
ほかの機能・感覚でカバーするんだそうです。

心って見えない分、真実を感じるんでしょうね。
ほんと、優しいってムズカシイ。
Commented by 倫太郎 at 2009-02-01 21:27 x
「やさしさ」って、相手の人が自信を持って自らの足で道を歩みだせるように支援するときの気持のような気がします。
でも、ボクのやってることを振り返ってみると、大抵おせっかいで、あとで悲しくなったりしています。
ず~っと以前(75年頃)、「俺たちの旅」という中村雅俊主演のテレビドラマがありましたが、ある回のラストシーンに「男はいつも悲しい。だからあんなにやさしいんだ」という言葉がでましたが、ボクはいまだにこれが忘れられません。男でも女でもいいんですが、やさしさって、悲しみと妙に関係があるような気がしています。(いま気づいたんですが、そういえば中村雅俊さんも宮城でしたね・・・)
Commented by mu-2008 at 2009-02-02 07:56
倫太郎さん
「やさしさ」って、見守る気持ちが大切なんでしょうね。。。

へぇ~「中村雅俊」さんですか・・・・
きっといいドラマだったんですね。